取材日:5月17日
昨季の女子選手権でベスト4に進出した上田西。チームとして目標を達成し、一定の手応えを掴みました。人数こそ少ないものの真面目な選手が多く、一丸となって戦えるのが特徴です。
迎えた今季は、AC長野パルセイロ・シュヴェスター出身の島津由貴選手が主将となりました。彼女を中心に、練習から積極的にコミュニケーションを交えます。今年新設された小中学生の女子チーム「上田FCフィリア」などとも交流しながら、着々とチーム力を底上げています。
総体も選手権もベスト4という目標は変えず、その先で1点でも多くゴールを奪えるか。経験ある3年生がチームを牽引し、まずは一丸となって総体に臨みます!
土屋勇満監督 インタビュー
――昨季の結果の受け止めは。
ベスト4とは言っても、同じベスト4の東海大諏訪とは大きな差がありました。まずは技術をしっかりと身につけるしかないと思っています。
――今季のチームの特徴は。
3年生は力のある選手が多いですし、よくコミュニケーションを取ってくれます。2年生には攻撃的な選手がいます。そこと上手く力を合わせて、攻撃を作っていってほしいです。1年生も少しずつ技術を身につけているので、まずはサッカーを楽しんでもらいたいと思います。
――総体に向けて意気込みを。
格上の強豪と戦ったとしても、なんとか1点を取ることは諦めずに戦いたいです。人数こそ少ないですけど、上田西は真面目な選手が多いと思います。そんな彼女たちに良い思いをさせてあげたいです。
島津由貴主将 インタビュー
――昨季の選手権を振り返って。
予選は厳しい戦いでしたけど、みんなで一つになって準決勝まで行くことができました。目標がベスト4だったので、そこに入れたのは嬉しかったです。準決勝の佐久長聖戦も、次の代に進むための良い経験になったと思います。
――主将として意識していることは。
去年の先輩たちと先生の話し合いで、キャプテンに選んでいただきました。技術が高いチームではないので、まずはコミュニケーションを取って一つにまとめています。そういう役割は得意ではないですけど、なんとか頑張っています(笑)。
――総体への意気込みを。
3年生はここまで総体に一度も出られませんでした。初めての大会なので、どんな感じになるかはわからないですけど、上を目指して頑張りたいという気持ちが強いです。総体も選手権もベスト4を狙って頑張ります。