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練習紹介ブログ

男子 上田東

取材日:4月29日

かつては選手権4連覇を経験した古豪・上田東。FC上田ジェンシャン(現在は活動休止)などでプレーした金井伸明監督のもと、昨季は選手権と総体でベスト16に進出しました。とりわけ印象的だったのが、選手権準々決勝の市立長野戦。のちに王者となった相手に対し、0-1と接戦を繰り広げました。

とはいえ、その少しの差が大きな違い。近年はベスト16の壁を超えられずに苦い想いをしています。今季は2年生から主力として活躍していた選手も多く、期待のかかる代。小林俊剛と栁澤亮太のW主将を軸に、攻撃的サッカーを掲げています。

指揮官いわく、上田東は即興性に優れたチーム。この日の練習でも、ドリブルでアイデアを駆使するシーンが多く見られました。また、最後方に構えるGK北村紘希は、常にカメラを意識(笑)。個性豊かなキャラクターたちが、公式戦でどのような戦いを見せてくれるのでしょうか。

金井伸明監督 インタビュー

――昨季の結果の受け止めは。

頑張ってもう一つ上に行きたかったです。選手権では市立長野を苦しめることはできましたが、強豪の私立に勝つためには、10回やって1回勝てるくらいの力では足りないと思います。3回か4回は勝てそうなくらいになれば、ベスト8よりも先の可能性が広がってきます。我々は伝統校で、かつては全国にも出ていたので、強豪復活を果たしたいです。

――そのために必要なことは。

時間はかかりますが、シンプルに技術を上げていくというところ。我々の選手たちは攻撃をするのが好きで、即興性を持っている選手が多いです。去年のレギュラーが半分くらい残っていて、ベースはそれなりに高いものがあります。システムも含めて、去年から継続した中でスタートできているのは大きいです。

――総体への意気込みを。

トーナメントは勝ち進めば自分たちより格上の相手と戦えます。なかなかベスト16の壁を越えられないところがあるので、まずはそこを越えたいと思います。

小林俊剛&栁澤亮太 W主将インタビュー

――昨季の結果の受け止めは。

小林:ベスト8は私立校が多くて、公立校としてそこに行きたいという気持ちでやっていましたが、まだまだ足りなかったです。

栁澤:選手権の市立長野戦は、1点を取れば勝てそうな状況でしたが、そこで決められるかどうかが差だったと思います。今年は一つ一つのシュートにこだわりを持ってやっていきたいです。

――主将としての意識は。

小林:2年生の時は自分のことばかり考えていましたが、今は他の選手のことも気にかけていますし、引っ張っていかないといけないと感じています。

――チームのスタイルについて。

栁澤:一人ひとりに特徴があって、個で打開できるのは強みだと思います。ただ、走れないと試合に出られないですし、運動量で強豪との差を補うというのを伝統にしています。

――今季の目標を。

小林:去年は0-1と競り負けた市立長野が優勝したので、かなり悔しかったです。Aチームで出ていたメンバーがそれを思い出して、みんなに伝えて、ベスト16の壁を超えていきたいと思います。

栁澤:ベスト16の壁もそうですが、目の前の試合を勝ち抜かないとそこまで辿り着けないので、一戦必勝で戦っていきたいです。

(左から)小林俊剛選手、栁澤亮太選手