11月20日(土)〜23日(日)に行われる「高円宮杯U-18プリンスリーグ 北信越プレーオフ」。県1部リーグで優勝した松本国際が、北信越リーグ昇格をかけて挑みます!
選手権は準決勝で市立長野に敗れ、3連覇ならず。その悔しさはまだ残っているはずですが、プレーオフ10日前の練習では笑顔も見られました。今年最後の大一番に向けて、気持ちが切り替えられているように感じます。
今年のチームは、攻撃は2年生、守備は3年生が中心を担ってきました。勝沢勝監督は「2年生が前のほうでボールを動かせていたのは、後ろできっちりと守ってくれる3年生がいたから」と最上級生の存在感を讃えます。
プリンスリーグのプレーオフは、その3年生たちが迎える最後の大会。20日の1回戦で水橋・富山北部(富山)と戦い、勝てば21日の2回戦で高岡第一(富山)vs遊学館(石川)の勝者と相見えます。
2回戦を制すれば、文句なしの昇格。仮に負けても昇格の可能性は残るため、まずは1回戦を突破することが至上命題となります。2015年以来、7年ぶりのプリンスリーグ復帰へ。チーム一丸となって最後まで走り抜けます!
勝沢勝監督 コメント
Q:選手権を振り返って。
(準決勝の相手・)市立長野は良いチームでした。一瞬の隙で勝負が決まると思っていましたが、そこを相手に突かれてしまい、逆に我々は生かなかった。力の差では負けていなくても、トーナメントはそういうところで勝敗が分かれると思います。
Q:プリンスリーグのプレーオフへの意気込みは。
3年生は勝って終わることと、何かを残していくということ。2年生は自分たちの力で来年戦うステージを取ること。そういう話をして、「絶対に勝ち取ろう」と意気込んでいます。
Q:1年を通して、県1部リーグとプリンスリーグで戦うことの違いは。
全然違います。2013年から2015年までプリンスリーグにいましたが(当時は創造学園)、やはり上のレベルにいるとミスをしたらやられます。全国大会に行った時もそういう緊張感でやらないと、なかなか勝てないと思います。プリンスリーグにいれば、毎日の練習の雰囲気から変わっていくはずです。
青柳凱人選手(3年) コメント
Q:選手権を振り返って。
今年の僕たちは技術があるチームなので、本当ならボールを回していきたかったですが、(準決勝・市立長野戦は)プレッシャーがかかったところで前に蹴ってしまっていました。自分たちのプレーができなかったので、ものすごく悔しかったです。
Q:プリンスリーグのプレーオフへの意気込みは。
今年は後輩がたくさん出ているので、今の2年生たちのためにもそうですし、3年間頑張ってきたチームをプリンスリーグに上げたい気持ちはあります。最後は絶対に勝って終わりたいと思います。
矢越俊哉選手(2年) コメント
Q:選手権を振り返って。
(準決勝・市立長野戦は)自分たちがボールを蹴ってしまって、市立長野の得意な形に持っていかれてしまいました。もっとボールを保持できれば、相手の攻撃の時間を少なくできたと思います。プリンスリーグのプレーオフでも、簡単に相手ボールにしないことをやっていきたいです。
Q:プリンスリーグのプレーオフへの意気込みは。
3年生全員と戦う選手権は終わりましたが、まだリーグ戦のメンバーは残っているので、絶対に勝ちたいです。来年に自分たちがプリンスリーグという舞台で戦えれば、もっと伸びていくと思います。