信州の高校女子サッカーを牽引してきた松商学園。今年は総体、皇后杯と連続して県決勝で敗れ、悔しいシーズンを送っています。だからこそ、選手権に向けては並々ならぬ思いが…!コロナ禍で試行錯誤しながら、1日1日を大切に過ごしています。
練習で感じたのは、一人ひとりの技術の高さ。紅白戦ではワンタッチ、ツータッチでテンポ良くボールが動いていました。プレー中の表情は真剣そのものですが、練習の合間には談笑するシーンも。和気あいあいとした良い雰囲気が感じられます。部員数は30人以上。県内トップクラスの層の厚さを生かし、再び全国へ!
練習風景
梨子田幸治監督 インタビュー
Q:総体と皇后杯を振り返って。
A:ここ数年は連覇が続いていましたが、タイトルを落としてしまったので、チームとしても私個人としても悔しい思いをしています。今は選手権に向けてリスタートしている状況です。
Q:今年のチームの特徴は。
A:飛び抜けた選手はいないですが、過去のチームと比べるとアベレージは高いと思います。その中でも(主将の)米沢はボールを持ったら何かができる選手です。アクセントをつけるだけでなく、フィニッシャーとして勝利に導くプレーも期待しています。
Q:選手権に向けて意気込みを。
A:初戦の東海大諏訪さんは力をつけてきていて、攻撃はかなり迫力があります。練習ではしっかりと対策も進めてきました。まずは初戦に勝って、その先で長野県王者になること。王座を奪還して、北信越大会で3位以内に入って全国に出たいと思います。
米沢心花主将 インタビュー
Q:総体と皇后杯を振り返って。
A:悔しさはもちろんあります。選手権では1位を獲る気で練習に取り組んでいます。
Q:今年のチームの特徴は。
A:学年関係なく仲が良くて、チームワークでは負けないと思います。個々の技術を上げながら、自分たちが目指しているサッカーを形にして、選手権では優勝します。個人としては、まずは私が起点になって、ゴールに向かう姿勢を現したいです。
Q:選手権に向けて意気込みを。
A:気を抜いたら初戦(東海大諏訪戦)でやられてしまうので、まずは前回(総体は3-0で勝利)を上回る結果を出したいと思っています。松商らしいプレーをして、チーム全員で優勝に向かって頑張りたいです。